食道炎
(1)急性食道炎
- 胸焼け、嚥下痛、胸骨後部の痛みといって、激烈な病状をともなう急性食道炎は、狭心症のような心臓病の発作と間違えることがあります。
- 食道鏡検査を行うと、食道に広範囲にびらん性の変化が見られます。
- 急性食道炎のなかには食事中、硬い食べ物によって、突然、上部食道の嚥下痛、嚥下障害を起こすこともあります。
- 急性炎の場合には内科的治療を行えば1〜2週間で治ります。
(2)逆流性食道炎
- その他、口内感染症、刺激物の誤嚥、放射線治療、長期間にわたってものが胃管にとどまっている場合になど、細菌性、物理的、化学的刺激で食道炎がおこることがありますが、ふつうよく見られるのは、胃液、十二指腸液の逆流によって起こる逆流性食道炎です。
- 治療には、制酸剤や粘膜保護剤を投与し、また就寝時に上半身を起こしておくことも大切ですが、狭窄のある場合には、ブジーによる拡張術も必要です。
- また、狭窄が高度なものでない場合は外科的手術も行います。
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