メニエール病
(1)メニエール病の症状と原因
- メニエール病という病気は、フランスのメニエールという人によって発見された病気です。
- 彼が約100年前にこの種の病気に関して、画期的な報告をしたことを記念して、この名前がつけられました。
- この病気が原因になって死ぬことはほとんどありません。
- また他の体のどこかに合併症をおこすこともありません。
- この病気はいままで健康だった人に何の原因も無く急に激しいめまいがおこって、聞こえが悪くなり、しかもそのめまいが繰り返すという病気です。
- めまいは周囲がぐるぐるとまわったり、また自分自身がぐるぐるとまわるという感じがするもので、同時に耳鳴りがしてどちらか片側の耳の聞こえが急に悪くなります。
- さらに吐き汚したり、実際に吐いたりすることも少なくありません。
- このような症状は短いときは数分、長いときは2〜3日続くこともありますが、ふつうは2〜3時間で次第に治まってきます。
- このような発作が月に何回とか、年に何回とかの割合で繰り返し起こり、片側の耳の聞こえが悪くなってきます。
- これは青年層の人に多く、田舎よりも都会に多く見られます。
- 原因はよくわかっていませんが、いろいろな精神的ストレスが関係していると思われ、近代病の一つと考えられています。
(2)メニエール病の治療と予防
- めまいがおこったときは、静かにしていれば間もなくよくなりますが、繰り返し起こってくるので、できるだけ早く専門医に見てもらって正しい治療を受けないと、聞こえの障害は回復しなくなってしまいます。
- 予防としてはなるべくストレスを避け、精神的にも肉体的にも静かな規則正しい生活を送るようにすることが大切です。
家庭の医学へ