胸痛と呼吸困難がある場合
(1)肺梗塞
- 突然、刺すような胸痛が起きて、急激に呼吸困難になり、血痰がでるといった症状があれば肺梗塞をうたがいます。
- これは下肢の静脈などに生じた血栓から遊離した異物が肺に運ばれて、末期ある細い肺動脈をふさいでしまったために起こるもので、主に肺下葉に多いようです。
- 長く臥床している老人、心臓病患者、手術後の患者などにおこりやすいので注意が必要です。
(2)自然気胸
- 若い男性で、せきやくしゃみなどをしたり、からだをひねったりといった些細なことで、突然、片方の側の胸部に鋭い痛みを覚え、息切れがしたり、息苦しくなったら自然気胸を考えます。
- これは、胸膜の近くにある肺ののう胞がやぶれて、胸腔に肺内の空気が流入するために肺実質が収縮し、その結果、呼吸困難が起こるものです。
- 自然気胸は再発しやすいのが特徴ですが、3回目以降の発作では開胸手術による治療が望ましいとされています。
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