胃がん
(1)胃がんの早期発見
@症状が出てからでは遅い
- 胃がんは早期に発見し、手術をすれば直すことができます。
- しかし、胃がんを早期に発見するにはどうすればよいのでしょうか?
- 病気といえばまず考えるのが症状です。
- 痛い、吐く、熱が出るなどの症状で医師の診察を受けるわけですが、他の病気と異なり、胃がんはその場合かなり進行している可能性があります。
A定期健診
- 胃がんは一般に40歳から多くなる傾向があります。
- そこで40歳を過ぎたら胃の具合とは関係なく、年に一度は検診を受けるようにしてください。
- そうすれば、もし胃がんになていたとしても早期に発見される可能性は高いです。
- 忙しくてそんな暇はないという人もいるかもしれませんが、検査にわずかの時間を割くだけで、自分自身はもちろん、家族も悲劇を見なくてすみますから、面倒くさがらず積極的に受けるようにしましょう。
B早期発見なら必ずなおる
- 胃がんは早期発見されればかなりの確率でなおります。
- 胃がんを早期発見する技術は、日本で開発され、世界中から非常に高く評価されています。
(2)早期発見のための検査
@エックス線検査
- まず、患者は「げっぷをしてはいけない」という注意事項を受けた後、発泡剤を少量の水で飲み、その後バリウムを300ミリリットルほど飲み干します。
- 患者は、検査台の上に横たわり、バリウムが胃の中の隅々にいきわたるよう姿勢をかえ、また検査台も動きながら様々な角度から写真をとります。
- 検査日には朝起きてからいっさいの飲食物はとらないようにします。
- バリウムは便秘を起こす人もいますので、あらかじめ検査後、下剤が提供される場合がほとんどです。
A内視鏡
- これは、日本で発明された胃カメラ、ファイバースコープを用いて行います。
- のどから挿入する場合と、鼻から挿入する場合がありますが、のどから入れる場合は軽く麻酔を行った上で挿管します。
- エックス線と内視鏡は、車の両輪といわれ、この両者は胃がんの早期発見に欠くことができない重要な武器なのです。
B胃生検
- これは、内視鏡検査とおよそ同じと考えてもよいと思います。
- 病変部、あるいは異常な部位を胃ファイバースコープで観察しながら、特殊な鉗子で病変部や病気が疑われる部位の胃粘膜のごく一部をうまみとって行います。
- これを顕微鏡で検査し、がん細胞の有無を確かめます。
家庭の医学へ